運動とエネルギーの科学
「運動とエネルギーの科学」表紙
 著者 中野昭一・竹宮 隆 編
 判型・頁 B5/312頁
 定価 7,776円 (本体価格: 7,200円)
 発行日 1996/02/10
 ISBN 978-4-7644-1030-5
運動生理学シリーズ
運動とエネルギーの科学

本書の目的とするところは,物理・科学・生物の3分野を統合して行われる体内生理機能などを,エネルギーの生成・蓄積・消費という観点から再認識し,日々進歩する新知識を少しでも取り入れたいというところにあります.

戻るへ 
目次
1部 運動時のエネルギー生成とその仕組み
 1章 栄養素の消化と吸収
  1.消化器系とその機能の分担
  2.消化のしくみ
  3.消化器系の運動
  4.管腔内消化と膜消化
  5.3大栄養素の消化
  6.栄養素の吸収
  7.消化・吸収に及ぼす運動の影響
  8.消化・吸収と運動のまとめ
 2章 エネルギーの生成とその代謝
  1.基礎代謝,安静時代謝,活動時代謝
  2.熱エネルギー単位
  3.エネルギー源
  4.エネルギー源としての糖質
  5.エネルギー源としての脂質
  6.エネルギー源としてのたんぱく質
  7.高エネルギーリン酸化合物の構造とその機能
  8.ミトコンドリアにおけるエネルギーの産生とその保存
  9.グルコース代謝により生じるエネルギー
  10.脂肪代謝により生じるエネルギー
  11.炭水化物,脂肪,たんぱく質のエネルギー供給における相互関係
  12.31P-MRSを用いた生体内高エネルギーリン酸化合物の評価
 3章 エネルギーの出納とその調節
  1.ヒトのエネルギー消費量の測定
  2.運動に関連するエネルギー消費量の測定
  3.エネルギー出納とその補給
  4.エネルギー出納の調節
 4章 運動強度とエネルギー代謝
  1.運動強度と最大酸素摂取量
  2.運動強度と無酸素
  3.運動の強度とその運動に必要なエネルギー量の算出
2部 運動と中間代謝の調節
 5章 運動時の糖代謝
  1.糖質代謝のしくみ
  2.血糖値の調整
  3.運動時のエネルギー源
  4.運動における糖代謝
 6章 運動時の脂肪代謝
  1.運動時の脂肪代謝-その特質-
  2.運動時のエネルギー源
  3.トレーニングによる運動時脂肪代謝の増大
  4.運動強度と脂肪のエネルギー代謝
  5.スポーツ時の糖質補給と脂肪代謝
  6.カーボ・ローディングで運動時の脂肪代謝は低下する
  7.カルニチンと脂肪酸のエネルギー代謝
  8.脂肪は女子選手の運動時の主たるエネルギー源
  9.高脂肪食による運動時の脂肪のエネルギー代謝の促進とスタミナの増大
 7章 運動とたんぱく質代謝
  1.たんぱく質とアミノ酸
  2.尿酸代謝
  3.運動とアミノ酸
  4.運動とたんぱく質
  5.運動と尿酸
  6.運動とたんぱく質必要量
 8章 運動時の水,電解質代謝
  1.水,電解質の生体内での役割
  2.運動時の水,電解質バランス
  3.発汗と水,電解質代謝
  4.脱水回復時の水,電解質代謝
3部 エネルギー出納からみた生理機能
 9章 運動と脳・神経系の働き
  1.生体の運動制御
  2.運動中枢の構造と機能
 10章 運動と筋肉の働き
  1.運動と筋肉
  2.筋の基本的構造
  3.筋収縮のエネルギー
  4.エネルギーの貯蔵源
  5.ATP産生速度と運動
  6.筋のタイプと運動
  7.筋疲労のメカニズム
 11章 運動と腎臓の働き
  1.腎臓の働きと腎生理
  2.運動による腎生理機能の変化
  3.運動性たんぱく尿
  4.運動による尿沈渣の変化
  5.運動と関連した腎での代謝
  6.運動による腎障害
  7.腎疾患と運動
  8.起立負荷
 12章 運動と骨代謝の変動
  1.骨代謝とそれに及ぼす運動の影響
  2.運動量の変化に伴う骨内血流量の変化
  3.運動制御と骨に関する臨床的研究
  4.運動により骨量を増やす
4部 運動に対応したエネルギーの調節
 13章 運動と水の摂取
  1.運動時の水分摂取の実際
  2.高温環境下の運動と水分摂取
  3.水分摂取による影響
  4.水分摂取による悪影響
 14章 エネルギーの補給としての栄養摂取と栄養素のバランス
  1.運動によるエネルギーの需要とその評価
  2.エネルギー源となる諸栄養素の摂取とその評価
  3.摂取エネルギー源栄養素間のバランス
 15章 体重の調節
 【増量】
  1.大相撲力士の体重変化
  2.体重増量のメカニズム
 【減量】
  1.肥満の判定と肥満病の判断
  2.減量指導の実際
  3.ウェイトサイクリングを防ぐ方策
  4.適正な減量指導のすすめかた
 16章 種々の運動における栄養処方
  1.持久力を必要とする運動
  2.瞬発力を必要とする運動
  3.球技の栄養処方
  4.格闘技の栄養処方
  5.瞬発的筋力を要する競技の栄養処方
 17章 運動時の補助的なエネルギー補給
  1.トレーニング期の補助的なエネルギー補給
  2.調整期および競技期のエネルギー補給
  3.回復期のエネルギー補給
 18章 運動時の疲労とその回復
  1.疲労の概念
  2.疲労の判定
  3.筋肉の収縮と疲労
  4.運動・スポーツと疲労の意義
  5.病的疲労の予防と疲労回復法
5部 スポーツにおけるエネルギーの出納
 19章 歩行・走行におけるエネルギーの出納
  1.歩行・走行の研究領域
  2.速度と酸素需要量との関係
  3.臨界速度
  4.歩行と走行のストライド
  5.子どもの歩行,走行の特徴
  6.運動処方の立場からの歩行と走行の意義
 20章 水泳におけるエネルギーの出納
  1.水泳運動におけるエネルギーの発生
  2.水泳トレーニングにおけるエネルギーの消費量
  3.水泳トレーニングにおけるエネルギーの補給
 21章 トライアスロンにおけるエネルギーの出納
  1.時給運動時のエネルギー代謝について
  2.トライアスロンレース中および練習中のエネルギー出納
戻るへ