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放射線健康科学 |
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著者 |
草間朋子・甲斐倫明・伴 信彦 著 |
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判型・頁 |
A5/224頁 |
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定価 |
2,640円 (本体価格: 2,400円) |
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発行日 |
1997/05/01 |
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ISBN |
978-4-7644-0031-3 |
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放射線健康科学
生活の中では,放射線や放射性物質が利用されていますが,正しい認識をされていないことが多いと思われます. 放射線の物理的側面,放射線利用の実態,放射線防護の基本的な考え方など放射線を利用していく上で必要とされる最小限の基礎的な知識をまとめています. |
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目次 |
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1章 放射線の影響と放射線防護の歴史 1-1放射線利用の歴史 1-2放射線障害の歴史 1-3放射線防護の歴史 1-4放射線防護の目標の時代変遷 2章 放射線・放射性物質の物理 2-1放射線とは何か 2-2X線の発生とその性質 2-3放射線同位元素と放射能 2-4放射線と物質との相互作用 3章 放射線の線量 3-1放射線が与えるエネルギーと標的 3-2空気カーマと吸収線量 3-3等価線量 3-4実効線量 3-5放射線防護のためのその他の線量 4章 放射線利用 4-1放射線利用の概要 4-2トレーサ利用 4-3照射利用 4-4その他の利用 5章 身近な放射線・放射線源 5-1自然放射線と人工放射線 5-2宇宙線とそれが作る放射性同位元素 5-3地球起源の放射性同位元素 5-4体内の放射性同位元素 5-5ラドンとその娘核種 5-6身近にある人工放射線源 6章 放射線の生物影響 6-1放射線による生物影響の基礎 6-2ヒトに対する放射線影響の分類 6-3放射線被ばくによる確定的影響 6-4放射線によるガンの誘発 6-5放射線による遺伝的影響 6-6放射線による胎児影響 7章 リスクとデトリメントの評価 7-1確率的影響のリスク 7-2ガンリスク評価の基礎になっているヒトのデータ 7-3放射線発ガンのリスクの評価の手順 7-4ガンのリスクの種々の表現 7-5デトリメント 8章 線量の測定・評価法 8-1放射線検出器の原理と種類 8-2環境放射線・放射能の測定 8-3個人モニタ(外部被ばく測定) 8-4個人モニタ(内部被ばく) 8-5臓器線量・実効線量の評価法 9章 放射線防護の基本的な考え 9-1放射線防護 9-2放射線防護の目標 9-3放射線防護の対象 9-4行為に対する防護と介入による防護 9-5放射線防護の基本的な枠組み 9-6規制免除と規制除外 9-7介入に対する放射線防護 10章 放射線防護の具体的方策 10-1放射線防護の目標 10-2放射線防護方策立案のための基礎 10-3外部被ばくに対する放射線防護 10-4内部被ばくに対する放射線防護 10-5放射性廃棄物の処理・処分 11章 患者のための放射線防護 11-1医療被ばくの機会 11-2医療被ばくに対する放射線防護とその責任 11-3放射線診療の適用(正当化)の判断 11-4医療被ばくに対する防護の最適化 11-5医療被ばくに対する線量拘束値 11-6医療被ばくに伴う放射線影響 11-7医療利用に伴う公衆被ばくの防護 11-8医療利用に伴う職業被ばくの防護 12章 放射線防護に関連した法令および組織 12-1わが国の放射線防護関連法規 12-2放射線防護関連法令の体系(構成) 12-3各放射線事業所における放射線防護に関する規定と組織 12-4放射線防護に関連する国内組織 12-5放射線防護に関連する国際組織 13章 放射線作業者の健康管理 13-1放射線作業者に対する健康管理の位置づけ 13-2健康管理の目的 13-3放射線作業者に対する健康診断 13-4放射線影響に関するカウンセリング 13-5放射線作業者と放射線障害 13-6一般公衆に対する健康管理 14章 放射線事故と対策 14-1放射線事故とその分類 14-2過去の放射線事故 14-3事故時の緊急措置の原則 14-4大規模事故の際の緊急措置 14-5事故後にとるべき管理上の措置 14-6大規模事故の公衆の防護のための介入措置およびレベル 14-7日本の原子力防災策 14-8事故の防止 15章 リスクに対する認識 15-1リスクと安全 15-2発ガンリスク 15-3リスクの認識に影響を与える要因 15-4リスクに対する種々の機関の考え方 コラム
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