
| 書名 | 日本人の体脂肪と筋肉分布 |
| 著者 | 安部 孝(東京都立大学理学部助教授) 福永 哲夫(東京大学大学院総合文化研究科生命環境科学系教授) |
| 頁数・判型 | 154頁・A5判 |
| ISBN | 978-4-7644-0030-6 |
| 定価(税込) | 1,890円 |
| 発行年 | 1995年 |
身体の型やその組成はどこまで意図的にデザインできるのであろうか.体型を決定づける筋肉量あるいは内臓脂肪量が,発育や加齢,遺伝,妊娠,食生活,運動習慣や減量トレーニングなど,さまざまな要因によってどのように影響されているかを追求するとともに,体型や身体組成をデザインする可能性について示唆されている.
1章 体型に影響する皮下脂肪分布
1-1 痩身者と肥満者
1-2 一卵性双生児の比較
1-3 オトコとオンナの違い
1-4 誕生から幼児期の皮下脂肪分布
1-5 加齢による皮下脂肪分布の変化
1-6 妊娠・出産による皮下脂肪分布の変化
1-7 エリート・スポーツ選手の皮下脂肪厚
1-8 暑い地方と寒い地方に住む人々の皮下脂肪分布
1-9 農村および漁村地域の実態
1-10 皮下脂肪分布の国際比較
1-11 健康を害する危険因子との関係
1-12 食事内容は皮下脂肪分布を変えるか
1-13 身体活動量との関係
2章 体型に影響する筋組織分布
2-1 筋組織厚の男女差
2-2 誕生から発育過程での筋組織厚の変化
2-3 加齢による筋組織厚の変化
2-4 エリート・ボディービルダーの筋組織厚
2-5 スポーツ・パフォーマンスとの関係
2-6 日常の身体活動量との関係
2-7 不活動(ベッドレスト)による影響
2-8 農村住民と大都市住民の比較
2-9 健康を害する因子との関係
3章 ビアタル体型をつくる内臓脂肪量
3-1 内臓脂肪量の加齢変化
3-2 内臓脂肪量の男女差
3-3 基礎代謝量と内臓脂肪量の関係
3-4 内臓脂肪量とHDL-コレステロール
3-5 アルコール摂取と内臓脂肪量
3-6 内臓脂肪量の地域差
4章 内臓脂肪量と有酸素トレーニング
4-1 エアロビクス愛好者の内臓脂肪量
4-2 内臓脂肪量と有酸素トレーニング
5章 からだをデザインする
5-1 ヒトの筋肉量に限界は存在するか
5-2 除脂肪量の限界と筋組織厚
5-3 ウエストを減らすために腹筋運動は有効か
5-4 皮下脂肪は局所的に減少するのか
5-5 ふくよかなバストと皮下脂肪の分布
6章 超音波が描いた皮下脂肪組織と筋組織
6-1 正常超音波画像
6-2 超音波Bモード法の測定精度
6-3 画像が捉えた皮下脂肪組織と筋組織
7章 皮下脂肪厚を用いた体脂肪率の推定
7-1 超音波Bモード法を用いた体脂肪率の推定
7-2 推定された値と実測した値
7-3 推定誤差が生じる原因
7-4 体脂肪率を推定する種々の計算式との比較
8章 筋の組織厚と筋横断面積,除脂肪量
8-1 筋組織厚と筋横断面積との関係
8-2 筋組織厚と除脂肪量との関係
8-3 筋線維の走行角度と筋組織厚
9章 内臓脂肪量を皮下脂肪量と体表面積から推定する
9-1 内臓脂肪量を推定する
9-2 総脂肪量を水中体重秤量法で測定する
9-3 皮下脂肪量を推定する
9-4 内臓脂肪量の妥当性
付録 目本人の皮下脂肪厚および筋組織厚の標準値